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産地 〜日本ワインの産地形成を目指して〜

北信地区

力強さと繊細さ。味わい豊かなワインを生み出す、「北信地区」

長野県北部の豊野町、須坂市、高山村を中心として、千曲川沿いの傾斜地に畑は点在しています。千曲川がもたらした沖積土壌は排水性に優れ、気候は雨が少なく、昼夜の寒暖差も大きいため、シャルドネの成熟には最適な場所です。
ここでシャルドネの垣根栽培を行うようになったのは1991年。「城の平」で始めた垣根仕立てでの栽培方法がある程度確立され、他の地区でもやってみようという考えと、北信地区のブドウ栽培家の方々の国際品種の栽培にかける熱意が合致したことからでした。それ以来、シャトー・メルシャンの「北信」という風土を確立するために栽培家の方々とともに、垣根の樹形や整枝方法などいろいろ試みてきました。
その結果、太陽の光が房の奥まで入り、黄金色に色づいた、ばら房の素晴らしいシャルドネが多く収穫できるようになってきました。

土壌は千曲川左岸(豊野町)が粘土質、右岸(須坂市・高山村)は砂礫質と異なっています。粘土質の左岸で育ったブドウは全体に味わいが芳酵、砂礫質の右岸ものは若干力強く、香りも強いと感じるほど、風土の違いを感じさせる味わいとなっており、これらの違いをバランスよく融合させることで北信のシャルドネの味わいを表現しています。ここで収穫されたシャルドネを使用した「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ1998」は1999年にジャパン・インターナショナル・ワインチャレンジで世界各国の数あるワインの中からベストシャルドネ賞に選ばれるなど、日本を代表するシャルドネの産地となっています。

北信プロフィール

【標高】 350~500m
【土壌】 千曲川の右岸:砂礫質、左岸:粘土質
【地形】 傾斜
【気候】 内陸性・盆地
【品種】 シャルドネ(白)、カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)、メルロー(赤)
【仕立て型】 垣根式
【栽植密度】 3000(本/ha)
【収穫量】 10(t/ha)

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