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シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 2004年
【産地】 長野県塩尻市桔梗ヶ原地区
【使用品種】 メルロー 100%(棚7樽、垣根1樽)
【栽培方法】 棚式、垣根式
【平均樹齢】 棚 20年、垣根 4年
【植栽密度】 棚 500本/ha、垣根 3,300本/ha
【平均収量】 棚 約10t/ha、垣根 約7t/ha
【収穫】 10月中旬
【醗酵】 28-32℃ 14日間
【育成】 オーク樽にて19ヶ月(新樽100%)
【アルコール度数】 12.6%
【総酸度】 5.1g/L
【残糖度】 3.6g/L
【生産量】 2,227本
【瓶詰め日】 2006年6月22日
【容量】 750ml

【ヴィンテージ】
春の萌芽期を含め、それ以降の気温は平年に比べ高く推移し、生育ステージの速度は平年に比べ約1週間程度早い傾向を示した。これに続くヴェレゾン開始は過去数年のうちで一番早く、この後の気温も高く推移し、かつ少雨傾向で、夏の日較差が10℃程度あったため、着色、フェノール分の蓄積は平年に比べ非常に高い値を示した。しかし、台風による降雨により、若干の病害が観察され、畑で厳密に選果をしながら晴れ間をぬっての収穫となった。垣根仕立てによる収穫量の少なさと、ワイナリーに到着した後の厳しい選果作業により、平年より色素を含むフェノール分が豊富で、適熟期を迎えた健全な果実を得ることができた。

【テイスティングコメント】
きれいなルビー色で、縁は少しピンク色をしている。力強さを感じる香りで、ロースト香、カシスやブラックチェリーなどの黒い果実、黒こしょうなどが、はじめは控えめに、時間とともに華やかに広がり始める。味わいもはじめは固くて、力も厚みもあり、バランスもよく、タンニンには若さがみられる。味わいがほどけてくるにはあと1、2年必要かもしれない。今ならデキャンタすることをおすすめする。フォアグラを乗せた牛ステーキや、牛ステーキの黒こしょうソース、鴨の燻製など、しっかり味の上質な肉類が食べたい味。(2008年9月)


テイスター紹介
名越 康子(なごし やすこ)
鳥取県出身。
ワイン輸入会社勤務を経て、ワイン・ジャーナリストとして独立。
ワイン専門誌、ライフスタイル誌などで執筆活動を続ける。
2005年、同業かつパートナーでもある柳忠之氏とともに、シャンパーニュ騎士団より「シュヴァリエ」を叙任。夫婦同時叙任は世界初。
→HPはこちら






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