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商品ラインアップ

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アイコンシリーズ

シャトー・メルシャン 椀子 オムニスChâteau Mercian Mariko Omnis

2019

“OMNIS”とは、ラテン語で全て・全能の意

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
牛タンシチュー、ローストビーフのフルーツソース添え、鹿肉のローストと合わせたい1本です。
概要
メルシャンは最高品質のワインを目指し、長野県上田市丸子地区の陣場台地で2003年より自社管理畑『椀子ヴィンヤード』を展開。
『椀子ヴィンヤード』全体のテロワールを赤ワイン品種で表現することから、ラテン語で「全て」を意味する『オムニス』と名付けました。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸

濃いガーネットの色合い。カシス、プルーンなどの黒い果実、森を思わせる腐葉土や針葉樹の香り、クローブなどのスパイスの香り、更にオーク樽での育成によるヴァニラやチョコレートの香りも感じられる、非常に複雑で豊かな香りです。口中では適度な酸と豊かなタンニンが感じられ、香りとともに長い余韻となっています。タンニンはきめ細かく、かつ厚みが感じられ、熟成によりビロードのような質感になることが期待できるワインです。(2021年6月)
ヴィンテージ情報
肌寒い春の陽気により、萌芽はここ数年で最も遅くなりました。5月には一部霜が降りましたが被害は少なく、その後の好天により生育は挽回し、開花は平年並みとなりました。その後は梅雨が長く初夏も低温であったため、生育は緩やかでしたが、概ね平年並みの時期にヴェレゾンを迎えました。7月末に梅雨が明け、8月は適度な雨により成熟が進み、さらに9月は好天に恵まれ、過去最高の収穫量となりました。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
メルロー41%、カベルネ・フラン27%、
カベルネ・ソーヴィニヨン23%、プティ・ヴェルド9%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
10月上旬~11月上旬収穫
【発酵】
ステンレスタンクにて20度で約14日間
【育成】
オーク樽にて約17カ月間育成
【生産本数】
約6,000本

2018

“OMNIS”とは、ラテン語で全て・全能の意

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
牛タンシチュー、ローストビーフのフルーツソース添え、鹿肉のローストと合わせたい1本です。
概要
メルシャンは最高品質のワインを目指し、長野県上田市丸子地区の陣場台地で2003年より自社管理畑『椀子ヴィンヤード』を展開。
『椀子ヴィンヤード』全体のテロワールを赤ワイン品種で表現することから、ラテン語で「全て」を意味する『オムニス』と名付けました。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 田村 隆幸

黒さを帯びた濃いガーネットの色合い。カシス、クワの実、プルーンなどの黒い果実、森を思わせる腐葉土や針葉樹の香り、クローブなどのスパイスの香り、更にオーク樽での育成によるヴァニラやチョコレートの香りも感じられます。非常に複雑で豊かな香り、口中では充分な酸と豊かなタンニンが感じられ、香りと共に長い余韻となります。タンニンはきめが細かく、かつ厚みが感じられ、熟成によりビロードのような質感になることが期待できます。(2020年7月)
ヴィンテージ情報
3月は過去の平均気温を記録更新し高めに推移、桜は開花から満開まで一気に進み、短い春となりました。4月の萌芽も例年になく早く、霜や雹の心配がありましたが、順調に生育し、開花から結実までの期間が短く良好でした。7月は空梅雨、8月は猛暑と高温乾燥となりましたが、収穫時期が近づくにつれて、夜温が低下し、糖度、色づきともに良好なブドウの収穫を迎えました。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
カベルネ・フラン41%、メルロー34%、
カベルネ・ソーヴィニヨン13%、プティ・ヴェルド12%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
10月上旬~10月中旬収穫:メルロー
10月中旬収穫:その他品種
【発酵】
ステンレスタンクにて26~30度で約14日間
【育成】
オーク樽にて約19カ月間育成
【生産本数】
約6,500本

2017

“OMNIS”とは、ラテン語で全て・全能の意

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
ローストビーフ、鹿肉のロースト、牛フィレ肉のステーキにキノコソースを添えてお召し上がりください。
概要
メルシャンは最高品質のワインを目指し、長野県上田市丸子地区の陣場台地で2003年より自社管理畑『椀子ヴィンヤード』を展開。『椀子ヴィンヤード』全体のテロワールを赤ワイン品種で表現することから、ラテン語で「全て」を意味する『オムニス』と名付けました。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘

ガーネットのニュアンスを含んだ濃い色合いの赤。カシス、プルーン、ブラックチェリーなどの黒い果実と、オーク樽での育成によるヴァニラやチョコレートの香りが バランスよく調和します。スパイシーなニュアンスの香りに加え、力強さとエレガントさを兼ね備えた質の良いタンニンが長い余韻とともに口中に広がります。(2021年4月)
ヴィンテージ情報
3月が比較的低温で推移した影響で萌芽、展葉から開花時期まで平年と比較して1週間程度遅く生育が進みました。梅雨時期の雨は不安定で後半に局所的な豪雨が何回か見られましたが、その後天候は回復し平年並みの時期にヴェレゾンを迎えました。この時期の降雨量は少なく、朝晩の気温の日較差が十分に得られたこともあり、比較的小粒で色付きも順調に推移し、収穫時期の天候も良好に推移し、病害の影響も少なく健全な良い状態の果実を収穫することができました。一方で房型が小さく、収穫量は例年より少なくなった年でした。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
カベルネ・フラン40%、メルロー36%、
カベルネ・ソーヴィニヨン16%、プティ・ヴェルド8%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
9月下旬収穫:メルロー
10月上旬~10月中旬収穫:その他品種
【発酵】
ステンレスタンクにて28~30度で約14日間、
木桶にて28~30度で約14日間発酵
【育成】
オーク樽にて約19カ月間育成
【生産本数】
約5,500本

2016

“OMNIS”とは、ラテン語で全て・全能の意

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
岩塩とローズマリーなどスパイスで味付けされた厚切りのサーロインステーキ、イベリコ豚のハーブグリルとともにお召し上がりください。
概要
メルシャンは最高品質のワインを目指し、長野県上田市丸子地区の陣場台地で2003年より自社管理畑『椀子ヴィンヤード』を展開。『椀子ヴィンヤード』全体のテロワールを赤ワイン品種で表現することから、ラテン語で「全て」を意味する『オムニス』と名付けました。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘

紫がかった濃いガーネット。よく熟したカシス、ブラックベリーなど黒い果実の香りをベースに、ラズベリーなどの赤い果実や、チョコレート、コーヒーやヴァニラなどの樽由来の香りが優しく全体を包んでいます。程よい酸を感じた後、豊かな果実感とボリュームのあるタンニンがワインに骨格を与えています。今後の瓶熟成によるさらなる味わいの進化が期待されます。(2019年8月)
ヴィンテージ情報
【2016年について】
冬は平年並みに推移しましたが、春の平均気温がかなり高かった為、萌芽は昨年より3日ほど早くなりました。その後の天候は安定し雨も少なく初期生育は順調に推移しました。梅雨の時期は雨が少なく天候にも恵まれ、ヴェレゾンは昨年よりやや早く順調に8月上旬(メルロー)より進行しました。9月中旬の台風の影響により天候が悪化し、収穫のタイミングで晴れない日が続き雨も過去に例を見ない量が降ったため、厳しい収穫の年となったが、健全果の収穫に努めました。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
カベルネ・フラン38%、メルロー37%、
カベルネ・ソーヴィニヨン19%、プティ・ヴェルド6%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
10月上旬~10月下旬収穫
【発酵】
ステンレスタンクにて28~30度で約10日間、
木桶にて28~30度で約10日間発酵
【育成】
オーク樽にて約20カ月間育成
【生産本数】
約4,900本

2015

“OMNIS”とは、ラテン語で全て・全能の意

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
岩塩とローズマリーなどスパイスで味付けされた厚切りのサーロインステーキ、イベリコ豚のハーブグリルとともにお召し上がりください。
概要
メルシャンは日本最高品質のワイン造りを目指すべく、長野県上田市丸子地区の陣場台地にて2003年より自社管理畑『椀子(マリコ)ヴィンヤード』を展開。『オムニス』とはラテン語で「全て」を意味し、『椀子ヴィンヤード』のポテンシャルを最大限表現していることに由来しています。
テイスティングコメント
コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘

色合いは青みがかった濃いガーネット。よく熟したカシス、ブラックベリー、ブラックチェリーなど黒い果実の香りをベースに、ラズベリーなどの赤い果実や、チョコレート、ヴァニラやココナッツなどの樽由来の香りがやさしく全体を包み込みます。程よい酸がフレッシュ感を与え、豊かな果実感としっかりとしたタンニンがワインに骨格を与えています。今後の瓶熟成によるさらなる味わいの進化が期待されます。(2018年3月)
ヴィンテージ情報
【2015年について】
4月、5月と晴天が多く、温かい春のおかげでブドウの萌芽は順調に進みました。6月から7月上旬までは雨天が多くなり、梅雨らしい気候となりました。7月中旬以降は高気圧に覆われ晴天で暑い日が続きました。9月上旬は台風や前線の影響で曇天や雨天が続き、一部晩腐病が発生した区画も見られましたが、中旬以降の天候は数日の周期で変わり、平年並みの天候となりました。10月は秋晴れ続きとなり、日照時間も長く色づきもよい状態で収穫を迎えました。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
メルロー42%、カベルネ・フラン40%、
カベルネ・ソーヴィニヨン18%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
10月上旬~10月下旬収穫
【発酵】
ステンレスタンクにて28~30度で約10日間、
木桶にて28~30度で約10日間発酵
【育成】
オーク樽にて約18カ月間育成
【生産本数】
約5,400本

シャトー・メルシャン
マリコ・ヴィンヤード オムニスChâteau Mercian reserved Vineyard Omnis

2014

“OMNIS”とは、ラテン語で全て・全能の意

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
バーベキューソースを使った肉料理や、ベリー類を使用したソースを添えてステーキとともにお召し上がりください。
概要
メルシャンは日本最高品質のワイン造りを目指すべく、長野県上田市丸子地区の陣場台地にて2003年より自社管理畑「椀子(マリコ)ヴィンヤード」を展開しました。このワインは「椀子ヴィンヤード」で栽培されているさまざまな品種と、そこから生まれた原酒から選抜されたワインのみを使用した椀子ヴィンヤード最高水準のワインです。口中に含んだときの渾然一体となる極上の味わいに加え、「椀子ヴィンヤード」の全てを堪能できるワインという意味を込め、“sOMNIS”(オムニス)という名前で表現しています。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 高瀬 秀樹

色合いは青みがかった濃い赤。カシス、ブラックベリー、ブルーベリーなど黒い果実の香りが豊かに感じられ、また、ヴァニラやスパイスの香りがこのワインの香りに複雑さと奥行きを与えています。豊かな果実感としっかりとしたタンニンがバランスよく感じられ、今後の瓶熟成によりさらなる味わいの進化が期待されます。
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

【2014年について】
2月に記録的な大雪があったものの大きな被害はなく、春の萌芽から展葉は前年と同様で経過しました。4月と5月は前年より平均気温が高く、開花は例年より数日早く、満開は1週間ほど早く迎えました。6月9日の梅雨入り以降は十分な降雨があり、7月は平年並に推移、気温も上がり適度な降雨で新梢も順調に生育しました。梅雨明けは平年並みで、8月は降雨が多く日照不足であったが、9月は天候が安定し日照時間が長くブドウの熟成が進み糖度も上がり、10月に健全なブドウを収穫できました。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
メルロー47%
カベルネ・フラン40%
カベルネ・ソーヴィニヨン13%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
10月下旬
【発酵】
ステンレスタンクにて
25~30度で14日間発酵
【育成】
オーク樽にて
約18カ月間育成(新樽率:97%)
【生産本数】
約3,700本

2013

選び抜かれたキュヴェの力強く上品な味わい

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
バーベキューソースを使った肉料理や、ベリー類を使用したソースを添えてステーキとともにお召し上がりください。
概要
メルシャンは日本最高品質のワイン造りを目指すべく、長野県上田市丸子地区にて2003年より自社管理畑『椀子(マリコ)ヴィンヤード』を展開し、ブドウの栽培を開始してきました。『オムニス』とはラテン語で「全て」を意味し、『椀子(マリコ)ヴィンヤード』のポテンシャルを最大限表現すべく、シャトー・メルシャンのワインメーカーが厳しく選抜したキュヴェのみで造られています。日本ワインならではの調和のとれた上品な味わいと、『椀子(マリコ)ヴィンヤード』産のブドウが持つ力強さを兼ね備えたワインです。
テイスティングコメント
濃いガーネット色。カシス、ブルーベリー、プルーンなどの黒い果皮の果実をとらえた後、スパイス、チョコレート、ヴァニラ、アーモンドの香りが広がる。口中、しっかりとしたタンニンが複雑に幾重にもなって感じられ、フィニッシュまで続く。(2015年6月)
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
メルロー50%、
カベルネ・フラン37%、
カベルネ・ソーヴィニヨン13%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
10月下旬
【発酵】
ステンレスタンクにて25~30度約14日間発酵
【育成】
オーク樽育成約18カ月間(新樽使用率83%)
【生産本数】
1,500本

2012

選び抜かれたキュヴェの力強く上品な味わい

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
バーベキューソースを使った肉料理や、ベリー類を使用したソースを添えてステーキとともにお召し上がりください。
概要
メルシャンは日本最高品質のワイン造りを目指すべく、長野県上田市丸子地区にて2003年より自社管理畑『椀子(マリコ)ヴィンヤード』を展開し、ブドウの栽培を開始してきました。『オムニス』とはラテン語で「全て」を意味し、椀子(マリコ)ヴィンヤードのポテンシャルを最大限表現すべく、シャトー・メルシャンのワインメーカーが厳しく選抜したキュヴェのみで造られています。日本ワインならではの調和の取れた上品な味わいと、椀子(マリコ)ヴィンヤード産のブドウが持つ力強さを兼ね備えたワインです。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
メルロー50%、
カベルネ・フラン25%、
カベルネ・ソーヴィニヨン21%、
プティ・ヴェルド4%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
10月下旬
【発酵】
ステンレスタンク
25~30度14日間
【育成】
オーク樽(新樽83%)約18カ月間
【生産本数】
1,500本

2011

選び抜かれたキュヴェの力強く上品な味わい

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
バーベキューソースを使った肉料理や、ベリー類を使用したソースを添えてステーキとともにお召し上がりください。
概要
『シャトー・メルシャン』は日本トップクラスのワイン造りを目指し、2003年より長野県上田市丸子地区の自社管理畑「椀子(マリコ)ヴィンヤード」にてブドウの栽培を開始しました。「オムニス」とはラテン語で「全て」を意味し、「椀子(マリコ)ヴィンヤード」のポテンシャルを最大限表現すべく、シャトー・メルシャンのワインメーカーが厳しく選抜したキュヴェのみでつくられています。日本ワインならではの調和のとれた上品な味わいと、「椀子(マリコ)ヴィンヤード」産のブドウが持つ力強さを兼ね備えたワインです。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 生駒 元

色調は濃いガーネット色。果実由来のカシスやプルーンなどのフルーツ、樽育成由来のスパイス、チョコレート、ヴァニラ、アーモンドの香りが複雑に広がります。口の中で、しっかりとしたタンニンが複雑に、幾重にもなって感じられ、フィニッシュまで続く。今後の瓶熟成によるさらなる味わいの進化が期待されます。(2014年7月)
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

暖冬気味でありながら冬型の気圧配置となる日が多く、大雪となる日もありました。4月は上中旬は高気圧に覆われ晴天が続きましたが、下旬は低気圧や前線の影響で安定した天候が続かず気温も上がりませんでした。5月に入り、上旬は気温が上がらず平年と比べ10日ほど遅れての発芽となりました。下旬は前線や台風の影響で雨が続き、関東甲信地方は27日頃、統計開始以来2番目に早い梅雨入りに。梅雨の間はベト病の発生も確認されましたが、1日中雨の降る日が少なく蔓延は避けられました。7月9日、平年に比べて12日早い梅雨明け。8月は気温の変動が大きく、大気の状態が不安定になる日も少なくありませんでした。病害発生も懸念されましたが、適切な防除の徹底により無事収穫時期を迎えることができました。ソーヴィニヨン・ブランやシャルドネは順調に収穫。9月に上陸した2つの台風によって収穫期のメルローに病害発生の懸念もされましたが、健全なブドウを収穫。カベルネ・ソーヴィニヨンは10月の好天に恵まれ順調に生育しました。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
カベルネ・ソーヴィニヨン55%、
メルロー36%、カベルネフラン9%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
10月下旬
【発酵】
ステンレスタンク
25~30度14日間
【育成】
オーク樽 約18カ月間
【生産本数】
約1,100本

2009

選び抜かれたキュヴェの力強く上品な味わい

テイスティングガイド
赤(フルボディ)
MARIAGE
牛肉や豚肉のほか、ラム肉など特徴のある素材、バーベキューソースとも相性がよい味わいのワインです。
概要
『シャトー・メルシャン』は日本トップクラスのワイン造りを目指し、2003年より長野県上田市丸子地区の自社管理畑「椀子(マリコ)ヴィンヤード」にてブドウの栽培を開始しました。「オムニス」とはラテン語で「全て」を意味し、「椀子(マリコ)ヴィンヤード」のポテンシャルを最大限表現すべく、シャトー・メルシャンのワインメーカーが厳しく選抜したキュヴェのみでつくられています。日本ワインならではの調和のとれた上品な味わいと、「椀子(マリコ)ヴィンヤード」産のブドウが持つ力強さを兼ね備えたワインです。
テイスティングコメント
コメンテーター:ワインメーカー 生駒 元

色調は濃厚な紫色。タバコやスパイス、ブラックチェリー、カシスなど、黒い果実を感じる豊かで重層的な香り。力強さとクリッピー(つかむような強い)なタンニンを感じます。酸のバランスが良く、長期の瓶熟成をも期待できるポテンシャルです。(2012年6月)
ヴィンテージ情報
コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一

春先から開花期にかけて降水量は少なめに、日照時間は多めに推移。特に今年の梅雨は空梅雨傾向で、ブドウは順調な結実を迎えました。梅雨明けは例年に比べて早く迎えたものの、その後盆明けまでは不安定な天候の連続。昨年の病害大発生の教訓を踏まえ、防除を徹底的に行い、心配された病害の発生は最小限に抑えることができました。盆明けから収穫期直前までは、まとまった降雨は観測されず、例年以上に気温の日較差の大きい日が増加。このためブドウは理想的な成熟を迎え、糖酸バランスのとれた、満足できる収穫をすることができました。
基本情報
【産地】
長野県上田市丸子地区椀子(マリコ)ヴィンヤード
【使用品種】
カベルネ・ソーヴィニヨン64%、
メルロー21%、カベルネフラン11%、
ビジュノワール4%
【栽培方法】
垣根式栽培
【収穫】
手摘み/10月下旬
【発酵】
ステンレスタンク発酵
25~30度 約14日間
【育成】
オーク樽育成(新樽96%)約19カ月間
【生産本数】
約1,000本

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