シャトー・メルシャン
マリコ・ヴィンヤード メリタージュ 2008年
Chateau Mercian Mariko Vineyard Meritage
メルシャンは日本最高品質のワイン造りを目指すべく、長野県上田市丸子地区にて2003年より自社管理畑「椀子(マリコ)・ヴィンヤード」を展開し、ブドウの栽培を開始しました。このワインはその「椀子(マリコ)・ヴィンヤード」で育まれたメルロー品種とカベルネ・フラン品種をバランスよくブレンドしています。椀子(マリコ)ヴィンヤード産のメルロー品種が持つドライフルーツを思わせる華やかな香りと果実の凝縮感と、カベルネ・フラン品種の独特の優雅な香りと滑らかなテクスチャーのバランスの良いボルドーの右岸スタイルのワインです。
- 【産地】 長野県上田市丸子町
- 【使用品種】 メルロー81%、カベルネ・フラン19%
- 【色】 赤
- 【容量】 750ml
- 【アルコール度数】 12.5%
- 【栽培】 垣根式
- 【収穫】 10月上旬~下旬
- 【醸造】 ステンレスタンク、25-30度、14日間
- 【育成】 オーク樽 18カ月
- 【生産本数】 約300本
春先は寒暖の差が大きく、天候は数日の周期で変化する日が多かった。そのため萌芽はやや遅れた。4月~6月にかけて、降水量は例年に比べるとかなり多めに推移し、8月は大気の状態が不安定で、大雨が降る日もあった。生育期間を通して高温湿潤な状況下で、特にメルローでベト病の発生が多く見られた。ベト病の発生は収穫期になっても収まる気配を見せず、収穫時は病害果を一粒ずつ取り除きながらの大変な作業となった。健全果のみの品質は糖度、着色とも良好だったが、病害による収量の低下によって総収穫量は14tにとどまった。
やや縁に明るさを持った赤紫色。コーヒーやタバコなどのトップの香りの下に、ラズベリーなど赤い果実、熟したプラムの香りが見え隠れする。熟成に由来する腐葉土的な複雑さも出始めている。味わいは、メルロー由来のふくよかなまろやかさをベースに、カベルネ・フラン由来の力強さが綺麗に調和している。牛ステーキの和風ソース等、素材の味わいを生かした料理と合わせて。
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う、シャトー・メルシャンのブドウ栽培の要。「良いワインを造るために、品質の高いブドウを作っていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。
カリフォルニアの名門ワイナリーマーカム・ヴィンヤーズに駐在しワイン造りを学んだワインメーカー、2006年に帰国しシャトー・メルシャンのワインメーカーに就任。カリフォルニアで学んだワイン造りの知見は、シャトー・メルシャンにおいて、新しい風を吹かせている。











