シャトー・メルシャン
マリコ・ヴィンヤード シラー 2008年
Chateau Mercian Mariko Vineyard Syrah
メルシャンは日本最高品質のワイン造りを目指すべく、長野県上田市丸子地区にて2003年より自社管理畑「椀子(マリコ)・ヴィンヤード」を展開し、ブドウの栽培を開始しました。このワインはその「マリコ・ヴィンヤードで育まれたシラーを100%使用しています。ホワイトペッパーを思わせるスパイシーな味わいが口中で広がります。ふくよかな香りと果実実と酸味のバランスの良いワインです。
- 【産地】 長野県上田市
- 【使用品種】 シラー 100%
- 【色】 赤
- 【味わい】 フルボディ
- 【アルコール度数】 12%
- 【収穫】 手摘み/10月下旬
- 【醸造】 木桶 25~28度
- 【育成】 オーク樽 17カ月
- 【生産本数】 約600本
春先は寒暖の差が大きく、天気は数日の周期で変化したためブドウの萌芽はやや遅れた。6月上旬は前線や寒気の影響を受け曇りや雨の日、中旬は高気圧に覆われ晴れの日、下旬は再び雨の日が多かったが、7月には前線の活動が活発でなく晴れて暑い日が多かった。梅雨明け後は晴れて厳しい暑さが続きブドウは順調に生育した。8月は大気の状態が不安定な日が多く多雨となったため、ブドウの葉、果実に病気が発生した。9月上旬は高気圧に覆われ晴れて気温が高く、中旬には日中の昇温と朝晩の冷え込みで寒暖の差が大きくなった。下旬は台風13号、前線、低気圧の影響で曇りや雨のぐずついた天気となった。
降雨後の葉、果実の乾燥が速いため病気の発生が少ないのが垣根栽培の利点である。
9月中旬まで好天が続き、若干遅れ気味であった糖度の上昇が平年並みに回復し、寒暖の差が大きくなったため酸度の急激な下降がなくバランスのとれたブドウが収穫された。
ややエッジにオレンジがかったガーネット色。 ホワイトペッパー、杉、コーヒーなどの香りの中に、赤いベリーのニュアンスを感じる。タンニンはさほど多くなく、口中重くは無いが、バランスよく伸びのある味わい。ペッパーを効かせた鶏肉のロースト、トマト味のパスタなどと。
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う、シャトー・メルシャンのブドウ栽培の要。「良いワインを造るために、品質の高いブドウを作っていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。
カリフォルニアの名門ワイナリーマーカム・ヴィンヤーズに駐在しワイン造りを学んだワインメーカー、2006年に帰国しシャトー・メルシャンのワインメーカーに就任。カリフォルニアで学んだワイン造りの知見は、シャトー・メルシャンにおいて、新しい風を吹かせている。











