シャトー・メルシャン
アンサンブル 藍茜 2009年
Chateau Mercian Ensemble Aiakane
シャトー・メルシャンアンサンブルは、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュする事で生み出される味わいの『調和(アンサンブル)』が楽しめる日本ワインです。長野県産のメルロー品種主体に、山梨県産のマスカット・ベリーA品種等をバランスよくブレンドしています。
- 【産地】 メルロー:長野県 マスカット・ベリーA:山梨県
- 【使用品種】 メルローを主体にマスカット・ベリーA等をバランスよくブレンド
- 【色】 赤
- 【容量】 750ml
- 【アルコール度数】 12.5%
- 【栽培】 棚式、垣根式
- 【収穫】 10月上旬~中旬
- 【醸造】 ステンレスタンク発酵
- 【育成】 オーク樽育成
- 【生産本数】 約43,000本
長野県
梅雨明け(7月中旬)までの天候は降水量が平年に比べ少なく、気温と湿度が低い日が続いたため、ブドウの生育はやや遅れたが、高温湿潤条件を好む「べと病」の発生は見られなかった。梅雨明けから一ヶ月は、今までの乾燥状態から一転して降雨量が多く、曇天で日照不足が続いた。気温の低い冷涼な日が多かったのが幸いし、病気の発生は少なかった。8月のお盆明け以降から一ヵ月半は降雨量が極めて少なく晴天が続き、朝晩は例年になく冷え込んだため、ブドウは生育遅れを挽回し、糖度の上昇と着色が促進され成熟が短期間のうちに進んだ。その後は収穫期まで夜温が低く、早朝は息が白く見えるほど冷え込んだため晩腐病の発生は極めて少なかった。7月の天候不順により積算温度が不足したため、酸が高かった。このため、収穫期を一週間遅らせた。
山梨県
冬の平均気温は平年に比べ約2度高く3月に入ってからも高い気温で推移した。サクラの開花は昨年より4日早く1990年と並び観測史上3番目に早かった。6月中旬までは晴れの日が多く、気温も高めであったため、ブドウの萌芽や開花は平年に比べ5~7日早く順調に生育した。しかし、6月下旬から曇天日が続き、例年になく早く梅雨明け宣言されたが夏空は3日間のみとなり、その後太陽は雲隠れしてしまい戻り梅雨の様相となった。例年は蒸し暑さが続く時期であるが、湿度・夜温とも低く推移したためブドウの病気発生は少なかった。8月中旬から好天が続いたものの、最高気温は30度前後で凌ぎやすく、冷涼な早朝の日が多かった。夏にこれだけ「日較差」がある年は稀であり、着色が促進された。成熟初期の日照不足が影響して酸がやや高めのブドウの収穫となった。
ラズベリーやカシスのようなベリー系の香りが感じられる。さらに、ハーブやスパイスのような香りがエッセンスとなり、ふくよかで豊かな香りが立ち上る。やや堅さはあるものの、生き生きとした力強い果実味があり、ほのかに感じられるスパイシーさとバニラ香が溶け込み、ワインの複雑味に寄与している。みりんやしょうゆを使った家庭料理との相性抜群(地鶏の照り焼きやあんかけ仕立ての料理など)。
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う、シャトー・メルシャンのブドウ栽培の要。「良いワインを造るために、品質の高いブドウを作っていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。
栽培・醸造のどちらにも精通し、論理的思考と情緒的観点の両面からワイン造りを捉えることができるワインメーカー、そのテイスティング能力の高さはシャトー・メルシャン内においても評価が高い。










