シャトー・メルシャン
アンサンブル 萌黄 2010年
Chateau Mercian Ensemble Moegi
シャトー・メルシャンアンサンブルは、日本国内で育まれる産地のブドウをマリアージュする事で生み出される味わいの『調和(アンサンブル)』が楽しめる日本ワイン。福島県産と長野県産のシャルドネ品種主体に、シャープな酸味がすがすがしい山梨県産の甲州品種等をアクセントで加えた、エレガントな味わいのワインです。
- 【産地】 シャルドネ:福島県/長野県、甲州:山梨県
- 【使用品種】 シャルドネを主体に甲州等をバランスよくブレンド
- 【色】 白
- 【容量】 750ml
- 【アルコール度数】 12.5%
- 【醸造】 ステンレスタンク及びオーク樽
- 【育成】 ステンレスタンク及びオーク樽 約8~10ヶ月間
福島県
冬は寒気の影響が小さく高温、少雪であった。4月~6月まで低温・長雨傾向で推移したため、平年にくらべ萌芽から開花までの推移が1週間遅れた。7月20日の梅雨明け後は猛暑・少雨が続き、ベレーゾン期には例年の3日遅れまで回復した。暑さは9月上旬まで続いたが、中旬からは曇天や雨の日が多くなり一雨ごとに涼しくなった。低温と猛烈な暑さが急激に訪れた年であったため、各園の成熟期にバラつきがあり、適熟に達した園から順次収穫を行なった。
長野県
3月までは例年より本州から東に離れて低気圧が発達したため、寒気が南下しにくかった事により昨冬に続き暖冬となった。4月は上空に寒気が流れ込み低温の日が長く続いた。GWは高気圧の影響で気温が上がったが、その後は気温の低い日や曇天日が多かった。このため、萌芽から満開まで過去10年で最も遅い日を記録した。梅雨明け(7月中旬)までの天候は降水量が平年にくらべ多く、果実が乾く間が無いほどであったため、薬剤防除のタイミングの見極めが非常に難しかった。気温は梅雨明けを境に太平洋高気圧の張り出しが強い期間が長く続き、9月中旬まで記録的な「猛暑」となった。ブドウの生育は初期の大幅な遅れが影響し、ヴェレーゾン完了は平年より3日遅れた。その一方で、暑さによる酸度の急激な下降が起こった。ブドウ果実における熟度と酸度のバランスを考慮した、収穫適期の見極めが難しいヴィンテージであった。
輝きのあるイエロー、蜜柑やすだちのような和柑橘を思わせる香りに加え、マンゴーやパイナップルなどのようなトロピカルな香りも感じられる。芳醇な果実味と旨みが感じられ、しっかりとした飲み応えが楽しめる。優しい酸味とのバランスが絶妙で、樽育成による心地よいヴァニラの香りがアクセントになっている。
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う、シャトー・メルシャンのブドウ栽培の要。「良いワインを造るために、品質の高いブドウを作っていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。
栽培・醸造のどちらにも精通し、論理的思考と情緒的観点の両面からワイン造りを捉えることができるワインメーカー、そのテイスティング能力の高さはシャトー・メルシャン内においても評価が高い。










