シャトー・メルシャン
ももいろメルロー 2011年
Chateau Mercian Momoiro Merlot
長野県桔梗ヶ原地区のメルロー品種から生まれる『桔梗ヶ原メルロー』『長野メルロー』などの醸造過程で(※)セニエから得られた果汁を発酵させ、フレッシュさとアロマを保つようにステンレスタンクで貯蔵し、厳寒の1月に瓶詰めします。毎年4月桜の花の咲く頃、勝沼ワイナリー周辺は桃の花が咲き桃源郷のようになりますが、その桃の花の色に近づけるため、山梨県産マスカット・ベリーA品種で造られた赤ワイン原酒をブレンドし、ももいろの辛口ロゼワインに仕上げました。(※セニエとは「血抜き」の意で、赤ワイン造りの行程で、ブドウを除梗・破砕し、発酵槽に入れ、短時間のマセラシオンの後、一部の果汁を引き抜くこと。)
- 【産地】 長野県および山梨県
- 【使用品種】 メルローおよびマスカットベリーA
- 【色】 ロゼ
- 【味わい】 辛口
- 【容量】 750ml
- 【栽培】 棚式(メルローには一部垣根式を含む)
- 【収穫】 9月下旬
- 【醸造】 ステンレスタンク主体
- 【育成】 ステンレスタンクにて約3ヶ月
発芽、開花とも例年より1週間~10日遅れ、生育全体の遅延が心配された。例年になく早い入梅と梅雨明けを経過し、早い時期から真夏の猛暑が訪れた。そのため生育の遅れも取り戻し、病害の発生も少なく順調な成熟期を迎えられると思われたが、8月は大気の状態が不安定で、ブドウの成熟に一抹の不安も感じられた。9月には2度の雨台風の影響を受け、それまで病害の発生が無かったブドウに晩腐病の発生を多発させた。結果、厳しい選果を行うことで収量の減少はあったが、良質の果実を得た。
やさしいピンクで、イチゴの香りをチェリーなど赤い果実のフレーバーが包み込む。ドライで軽やかな酸味の後に、メルロー由来のしっかりとしたタンニンが感じ取れる。お花見や初夏のカジュアルなガーデンパーティーにぴったりのアイテム。エビチリやトマトベースの料理との相性が良いワイン。
日本各地の栽培農家に栽培指導を行う、シャトー・メルシャンのブドウ栽培の要。「良いワインを造るために、品質の高いブドウを作っていくことが栽培家の務め」と、日々尽力している。
研究者として多角的な方面からワイン造りを学んできたワインメーカー。ブドウ栽培から醸造・育成にいたる工程のすべてにおいてワインの品種向上を追及する真摯な姿勢はシャトー・メルシャンのワイン造りに生かされている。










