テロワールシリーズ
シャトー・メルシャン 岩崎甲州Château Mercian Iwasaki Koshu
2019年
ワインづくり140年の歴史と、
産地の個性を表現した甲州
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- キスやタラといった白身魚の天ぷら、鶏もも肉の炙りユズ胡椒仕立てなどと合わせたい一本です。
- 概要
- さわやかな香り、柔らかな果実味と奥行きのある味わいのワインです。シャトー・メルシャンの源流である大日本山梨葡萄酒会社は、明治10年(1877年)、高野正誠と土屋龍憲をブドウ栽培とワイン醸造を学ばせるためフランスに派遣しました。日本のワイン造りの基礎を作った二人の生家は現在も勝沼町岩崎地区でブドウ栽培を行っており、両家のブドウを樽で発酵・育成しました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのある淡いレモンイエロー。カボスやレモンなどの柑橘や、菩提樹などの白い花の香り、アーモンド、 ナッツや焼いたトーストなどの樽由来の香りが調和します。さわやかな酸を感じた後、豊かな果実味とミネラル感が 口中に広がります。(2020年4月)
- ヴィンテージ情報
- 【2019年について】
暖冬ではあったものの春先の寒の戻りと乾燥が生育を遅らせ、開花は昨年に比べ7日~10日遅れました。梅雨は長く、期間中には絶え間ない降雨と低温が続き、生育は緩やかに推移しました。ヴェレゾン開始は昨年より10日、平年より1週間ほど遅くなりました。本年は雨による病害の発生と数回にわたる雹害に襲われた苦労の多い年でしたが、ヴェレゾン以降は比較的好天に恵まれ成熟が進み、甲州は平年並みの収穫となりました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼町岩崎地区
- 【使用品種】
- 甲州 100%
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 10月上旬~10月中旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約6,300本
2018年
ワインづくり140年の歴史と、
産地の個性を表現した甲州
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- キスやタラといった白身魚の天ぷら、鶏もも肉の炙りユズ胡椒仕立てなどと合わせたい一本です。
- 概要
- さわやかな香り、柔らかな果実味と奥行きのある味わいのワインです。シャトー・メルシャンの源流である大日本山梨葡萄酒会社は、 明治10年(1877年)、高野正誠と土屋龍憲をブドウ栽培とワイン醸造を学ばせるためフランスに派遣しました。日本のワイン造りの基礎を作った二人の生家は現在も勝沼町岩崎地区でブドウ栽培を行っており、両家のブドウを樽で発酵・育成しました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのあるレモンイエロー。カボスやレモンなどの柑橘や、菩提樹などの花の香り、ヴァニラ、アーモンドやナッツなどの樽由来の香りが調和します。心地よい酸を感じた後、豊かな果実味とミネラル感が口中に広がるワインです。(2019年4月)
- ヴィンテージ情報
- 【2018年について】
春先から気温が高めに推移し、生育は早く開花から落花までの期間は短かったため結実は良好でした。8月までは降雨少なく、肥大が抑制されて小ぶりの果実となりました。9月は台風や前線の影響で曇りや雨の日が多かったため、甲州の生育は緩やかになり、酸の低下を待ってから平年並みの時期での収穫となりました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼町岩崎地区
- 【使用品種】
- 甲州
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月下旬~10月上旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約4カ月間育成
- 【生産本数】
- 約1,100本
2017年
ワインづくり140年の歴史と、
産地の個性を表現した甲州
- テイスティングガイド
- 白(辛口)
- MARIAGE
- キスやタラといった白身魚の天ぷら、鶏もも肉の炙りユズ胡椒仕立てなどと合わせたい一本です。
- 概要
- さわやかな香り、柔らかな果実味と奥行きのある味わいのワインです。シャトー・メルシャンの源流である大日本山梨葡萄酒会社は、 明治10年(1877年)、高野正誠と土屋龍憲をブドウ栽培とワイン醸造を学ばせるためフランスに派遣しました。日本のワイン造りの基礎を作った二人の生家は現在も勝沼町岩崎地区でブドウ栽培を行っており、両家のブドウを樽で発酵・育成しました。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:チーフ・ワインメーカー 安蔵 光弘
色合いは輝きのあるレモンイエロー。カボスやユズなどの柑橘や白い花の香り、ヴァニラ、アーモンドやナッツなど控えめな樽由来の香りが調和します。さわやかな酸を感じた後、豊かな果実味とミネラル感が口中に広がります。(2018年3月)
- ヴィンテージ情報
- 冬期の積雪はほとんどなかったものの、4月中旬まで低温で推移したため、萌芽はやや遅く、開花は昨年より1週間程度遅れました。7月まで少雨で日中は高温、朝晩は冷涼となり、昼夜の寒暖差が大きく、病気の発生はなく順調に生育しました。梅雨明け後の8月から降雨が続きましたが、9月には好天に恵まれ、近年の果汁分析結果と比べて、甲州は糖度、酸度共に高い良質のブドウが収穫できました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市勝沼町岩崎地区
- 【使用品種】
- 甲州
- 【栽培方法】
- 棚式栽培
- 【収穫】
- 9月下旬~10月上旬収穫
- 【発酵】
- オーク樽にて18~21度で約14日間発酵
- 【育成】
- オーク樽にて約6カ月間育成
- 【生産本数】
- 約6,000本
2016年
ワインづくり140年の歴史と、産地の個性を表現した甲州
- テイスティングガイド
- 白
- MARIAGE
- スモークチーズやアーモンドなどのナッツ、軽く皮を炙った白身魚のカルパッチョなど合わせて
- 概要
- シャトー・メルシャンの源流である大日本山梨葡萄酒会社が、明治10年に、本場フランスでブドウ栽培とワイン製造を学ばせるため、派遣したのが高野正誠と土屋龍憲。二人の生家である高野家と土屋家の勝沼町岩崎地区の甲州ブドウを樽で発酵・育成しました。さわやかな香り、柔らかな果実味と奥行のある味わいです。
- テイスティングコメント
- コメンテーター:ワインメーカー 小林 弘憲
黄色。レモンやライムなどの柑橘系アロマと共に、樽発酵・樽育成由来の甘いヴァニラ、バター、焼いたパンおよびイーストの香りを感じる。充実した果実味に加え、フレッシュな酸味が口中に広がり、フィニッシュには心地よい苦味を捉える。今後の瓶熟成により、更なる複雑さとまとまりが出ることが期待される。
- ヴィンテージ情報
- コメンテーター:ヴィンヤード・マネージャー 弦間 浩一
暖かい冬で、4月の気温は観測史上3番目に高く、その後も天候に恵まれ甲州の開花は過去10年で最も早かった昨年と同日でした。梅雨入り後は晴れて猛烈な暑さとなりましたが、お盆すぎから昼夜の温度差が大きくなりました。9月は上旬までは晴れの日が続き、10月に入ってからも天候に留意しながら適熟を待って収穫しました。勝沼町岩崎地区は、山梨の中で昼夜の温度差が最も大きい地域の一つのため、果実の複雑味が豊かで骨格があり、かつ甲州らしい心地よい収れん味のあるブドウによる、産地の個性が楽しめるワインに仕上げました。
- 基本情報
-
- 【産地】
- 山梨県甲州市
- 【使用品種】
- 甲州 100%
- 【容量】
- 750ml
- 【栽培方法】
- 棚式
- 【収穫】
- 10月上旬
- 【発酵】
- 樽 約14日間
- 【育成】
- オーク樽 約3カ月間
- 【生産本数】
- 約3,000本